阿佐ヶ谷サンティエ平です。
今回のブログは美容師さん向け santieスタッフの復習も兼ねてのブログです!一般の方ではわからない専門用語など書いてあります。
先日我がsantieでのぶさん・笹山さんのコラボ講習がありましたのでその中でのカラーリストである笹山さんカラーテクニックについてです。
まずはベースとなるトーンレベルは11~12
イメージはこんな感じです!!
っでここから
サイドの内側にハイライトで透き通る様なベージュが入り全体の毛先にも外人さんのような柔らかで少しスモーキーなグラデーションが入ってくるイメージに!
まずは全体の毛先にフリーハンドでペイント!!!
薬剤はこんな感じで
パウダーブリーチ:クリア(5:1)OX6%3倍
さてここで笹山さんからのポイント!!
リフト力のないクリア剤を何故混ぜるかですが、パウダーブリーチ特有の時間と共に乾いて行って粉っぽくなってしまいがちなパウダーブリーチを長時間クリーミーな状態をキープし塗りやすくするため!!
この割合でやるとリフト力を落とさず塗りムラを抑える事ができるそうですのです。
基本マンツーマンで離れず毛先からだんだんと上伸ばして行きグラデーションに!
ある程度目標としている高さまで塗り終えたらそこからまたしても笹山さんからのワンポイントとして
毛先のグラデーションで最も気になるのが繋がりのない境の出来てしまっているグラデーションとは呼べない状態ですよねー。
そんなお困りの人必見!!
アップステムでネジネジーー分岐点を指でちょいちょいと馴染ませます!そうする事でナチュラルに境はなくなり綺麗なグラデーションが出来上がります!!
その後はしっかりリフトしてきたらお流しします!!
流したらしっかりシャンプー台でMAXにアルカリに偏っている髪をpHコントロール!!PPT処理を行う事によりセカンドカラーの際に安定性が増すとの事でここもポイント!!
ここからは遂にセカンドカラーに入ります!!
使う薬剤はこれ!
フィオーレBLカラー
10GNB:8GA:YM8:クリア(4:1:10%:30%)AC3%
更に!!!
全体量の10%ヘマチンの入ったトリートメント(フィオーレの処理剤03)を入れる。
その理由としては粘性が増し色持ちが良くなるそうですのです。
その後塗り終えたら20分程放置させたらお流し
最後にシャンプー台でサイドのハイライト部分にトナーを行い馴染ませます。
ここでの薬の割合は
12GA:10MT:クリア:V8(1:1:2:10%)AC3%
そーして遂に出来上がりがこちら!!
ふわ〜とした柔らかで透明感のあるベージュカラーでめちゃオシャレに仕上がりました。
今後もっとハイライトなどいつもと違う刺激をうけてももらえたらと思います。
次回は我がsantieスタッフ八代がモデルとなってカラーをして頂きましたので、その事について書かせて頂きます!!